わたしのクイーンズバスルームとの出会い、馴れ初め編。
動かざること森の如し、ずぼら系節約女子 いちは です。
突然ですが、わたしの語るヘアケア製品の良し悪しの感想の基準は全て、クイーンズバスルームのシャンプーと比べてどうか…です。
それほどまでに長い間愛用していてわたしのヘアケアの基準となっている製品、QueensBathroom。
わたしがシャンプーを購入するきっかけとなったのは、そのころ悩まされていた、デコルテ(鎖骨)や背中のニキビです。
もともとくせ毛で剛毛だったわたしは長年シャンプージプシーで、ドラッグストアで気になった製品を購入しては、1本使い切ったらまた別のシャンプー・・・また別のシャンプー。と市販のシャンプーを渡り歩いて生活をしていました。
ずぼらなヘアケアとカラーやくせ毛で傷んだ髪に、洗い流さないトリートメントが手放せなくなってきたころ。
年齢の変化によるものかストレスか、肌荒れに悩むことが増え、デコルテによくできていたニキビ(年齢的には吹き出物)に対してヘアケアが良くないのかもしれない!と思うようになりました。
特に洗い流さないトリートメントは毛先からダイレクトに肌に触れる機会も多く、なるべく肌に刺激の少ない成分を選びたいなと考えていたところ
くせ毛にいいといわれている評判の良いシャンプーの中で唯一、薬用シャンプーを謳っていてお肌にも優しそうだと感じたのがクイーンズバスルームでした。
ドラッグストアで買えるシャンプーと比べると少々お高めですが、ネットで購入できるサロン専売品のような他のヘアケア製品に比べると安価だったこともあり、シャンプー&トリートメント&ヘアオイルを購入しました。
(下記の製品はリニューアル後の新製品で、この記事では旧製品についての使用感をレビューしています。ヘアオイルはリニューアルされていません。)
シャンプー 新クイーンズバスルーム
〇NEW ヘアソープ 500ml QUEEN’S BATHROOM クイーンズバスルームシャンプー ヘアケア ノンシリコン
トリートメント 新クイーンズバスルーム
〇NEW! トリートメント240g チューブQUEEN’S BATHROOM クイーンズバスルーム トリートメント ヘアパック
ヘアオイル 新クイーンズバスルーム
◇[QUEEN’S BATHROOM クイーンズバスルーム アメイジングシャインヘアオイル 100ml]【fs04gm】洗い流さない トリートメント ヘアエッセンス ヘアオイル
一番最初に使ったときの感想は
『ほぉーん、泡立ちはぼちぼち。お肌には優しそうかも。』
同封されていた小冊子に泡でパックするといいと書いてありましたが<泡=洗浄成分>という概念があったので、むしろ髪に悪いんじゃないの?と半信半疑で泡パック。
『あれ、なんか髪の毛うるうるになった…かも…?』気がするレベル。
と、使用感に特別感動したわけでもなく、『ふぅん。お高いシャンプーってこんな感じなんだー。』という感想。
最初に購入したのが7日間のトライアル製品ではなく500mlのボトルシャンプーだったというのが運命の分かれ道だったなと今では感じています。
しばらく使って気づいたクイーンズバスルームの唯一の欠点が、洗浄力が優しいのか、お肌に優しい成分がしっとり潤いとなって残るのか…頭皮の匂いが気になる…!!
ちょうど飽きが来たこともあり、また別のシャンプーへとジプシーしようとしていました。
市販のシャンプーを使ってみて、衝撃を受けました。
『なんじゃこりゃ、ダメだ!髪がまとまらなすぎる!使えたもんじゃない!』
ドラッグストアで買えるような市販のシャンプーに浮気してみて初めて、クイーンズバスルームのシャンプーの良さに気づいたのです。
本当にびっくりしました。何度か浮気して別のシャンプーに手を出したりもするのですが、髪の毛がバッサバサになって手が付けられなくなるのです。その都度反省してクイーンズバスルームを使用して何日かかけてまた扱いやすい髪質に戻る…ということの繰り返しでした。段々と、浮気したものの使い切ることなく放置されていくシャンプーがもったいないと感じるようになり、すっかり浮気心もなくなっていきました。
そうして5年?という長い間クイーンズバスルームを愛用することとなりました。
毎日じわりじわりと髪質が改善されていたのでしょう。
一度や二度の使用では手触りもサロン系のうるっうる、さらっさら!の使用感とは全然かけ離れていて、初めて使用した際の感動は『こんなもんかー・・』と薄いかもしれません。でも確実に!格段に!髪が扱いやすくなっていました。トライアル製品の短期使用だけで判断をしていたらここまで長く愛用する製品にはならなかったかもしれません。
くせ毛に悩んでいる方が一番気になっているであろう、くせ毛の改善に効果があるか・・・。くせ毛が真っすぐになるとか、うねりが抑えられるとか、広がる髪がまとまるかと言われれば、正直なところ、あんまり劇的な変化はないよ!!と言いたい。
ただ、今まで大嫌いだった自分の髪が、少しだけ好きになれました。
わたしは剛毛なのでバサバサになると髪が針金のようになり、肌に突き刺さります。授業中に毛先をくるくる遊ばせようもんなら切れ毛が文字通り指に刺さります。そんな剛毛がやわらかい質感になり、いつも毛先をくるくると触っていたくなるような手触りになりました。(わたし比)
もともとの剛毛具合からの限界があるので、猫っ毛でふわふわな髪質には到底なれません。
梅雨どきや湿気の多い場所では相変わらずボンバーしますし。
お風呂上がりは相変わらず歌舞伎の連獅子が健在ですし。
それでもクイーンズバスルームを使うようになってわたしは
今まで大嫌いだった自分の髪が、少しだけ好きになれました。
それがこのブログの『くせ毛と生きていく』というひとつのテーマにも繋がります。
くせ毛が爆発していると毎日が憂鬱で、何もかもから解脱して坊主頭にしてみたらいっそ気が楽なんじゃないかと思ったこともあります。
そんなわたしが自分のくせ毛に対して、前向きに向き合っていこうと思える小さな気持ちの変化を与えてくれたシャンプーとの出会い、それが Queen’s Bathroom でした。
ミルボン フィエーリ
同じころにトライアル製品でお試ししていたシャンプー。
糖の力で髪内部の水分量を整え、くせ毛をまとまりやすい髪に。
という謳い文句で、使用感もよかったです。
単純に青リンゴの香りが好みだったのもありますが
実際に、髪もしっとりとまとまりセットしやすくなりました。
少し重めの仕上がりで髪の根元がペタッとした感じになるというマイナス点もありましたが、気に入ったので製品版の購入も検討していました。
ですがミルボンのフィエーリは廃盤?になってしまったのか、購入する際も1000mlの業務用サイズしか選択肢がなく手に入れにくかったので、諦めました。
クイーンズバスルームを使用した髪の仕上がりが、ふわっとした質感だとすると、
ミルボンのフィエーリを使用した髪の仕上がりは、ピトッとした質感という感じでした。
アホ毛が出なくなる、毛束感というか一体感というか、しっとり感というか。
人によってはギットリ感に感じるかもしれません。
中にはクイーンズバスルームの仕上がりが重めという感想を見かけたりしますが、ちょっと本当に全然意味が分かりません。これ以上軽い仕上がりのシャンプーって、アフロになるんですけど!と思う、広がるタイプの剛毛くせ毛のわたしの感想です。